[インタビュー]準備されたグローバルスター、花開く瞬間を迎えた韓国俳優アン・ヒョソプ

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ヒョソプのロングインタビューが(また)出たよ

インタビュー好きだけど結構同じことばかりで疲れる…

なんて言わないで、読む価値はあると思う!

(でも長い…)

でもでも、結構本音で語ってくれてる気がする!

俳優アン・ヒョソプの歩みがただならない。Netflixアニメーション『K-POP デーモンハンターズ』でサジャボーイズのリーダー、ジヌ役の声優を務め、世界中のファンに強い印象を与え、デビュー後初めて挑戦したスクリーン作品である映画『全知的な読者の視点から』では実力を存分に発揮した。アイドル練習生から俳優に転向して10年、着実に積み上げてきた時間が、ついに花開く瞬間を迎えた。

韓国ってこう言ったサクセスストーリー的なエピソード好きだし、評価される傾向だよね
(貧乏人が努力して大成功したとかさ)

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「全知的な読者の視点から」の外見論争

「もうキャスティングされたし、僕はこういう顔なんです。」

アン・ヒョソプの言葉に、場内は爆笑に包まれた。
これは映画『全知的な読者の視点から』(以下『全読視』)の主人公キム・ドクジャの外見論争について、彼が言った一言だ。原作ウェブ小説のキム・ドクジャは、極めて平凡で目立たない普通の人物として描かれている。しかし、あまりにもハンサムなアン・ヒョソプがキャスティングされたことで、原作ファンの間で外見論争が起きたのだ。反発は激しく、当時制作会社が「原作作家も理解してくれた部分」と説明するエピソードもあった。

「ハンサムでも普通でいられると思います。全ては立場の違いですよ。周りを見渡せば、ハンサムな人も美しい人も、個性的な人も、いろいろな人がいます。普通じゃない人なんていないし、僕もその一人です。」

スクリーンデビュー作『全読視』の公開を前に行われたインタビューは、このかわいらしい弁明から始まった。外見論争については、一度は触れておくべきだと誰もが思っていた。マスコミ試写会後、キム・ビョンウ監督も「アン・ヒョソプがあまりにもハンサムなので、平凡な役のために手を加える必要があった」と楽しい裏話を語った。

映画「全知的な読者の視点から」について

映画『全読視』は、作家シンソンの同名ウェブ小説を原作にしたアクションファンタジーだ。10年以上連載された小説『滅びた世界で生き残る方法』の唯一の読者である主人公キム・ドクジャが、ある日その小説と全く同じ状況に直面し、繰り広げられる物語。
ドクジャは小説の主人公ユ・ジュンヒョク(イ・ミンホ)や仲間たちと共に、滅びた世界で生き残るため奮闘する。作中ではモンスターや超人的能力を持つキャラクターが登場し、ゲーム的な要素も多い。映画のほぼ全てのシーンに大規模なCGが使用されている。

ヒットの要素をすべて備えたことから、『全読視』は世界的ヒットが期待されている。ファンダムを持つ豪華俳優陣(BLACKPINKジス、AFTERSCHOOLナナ、チェ・スビンなど)、独創的な世界観、新鮮な設定、アクションやファンタジーといった人気要素が満載だ。それを証明するように、『全読視』は韓国公開前に、アジア、ヨーロッパ、北米など世界113カ国で先行販売が決定した。

デビュー後初のスクリーン出演作

「映画の仕事にすっかり魅了され、もっと好きになった」

アン・ヒョソプは「今が子どもの頃から夢見てきた瞬間」と語る。大きなスクリーンで自分の演技を見る感慨はひとしおで、この瞬間を胸の高鳴りと期待感で待っていると話した。

まずは原作ファンへの一言から始めたい。原作のある作品は、どうしても物足りなさが残るものだ。すでに頭の中でビジュアル化されたイメージがあり、各自が思い描く絵があるからだ。僕自身も好きな作品がリメイクされると残念に思うことがある。その気持ちはよく分かるが、韓国でこういうコンテンツに挑戦すること自体に意味を見出してほしい。

撮影中は鏡を見なかったそうだが本当か?

どう映っているかへの関心を捨て、完全にキム・ドクジャという人物に入り込んだ。メイクチームに全てを任せ、みすぼらしい服、乱れた髪、普段より暗い肌色で仕上げてもらった。

ハンサムな外見はハードルだったのか。

キム・ドクジャをどう描こうとしたのか。最も気を使ったのは「普遍性」だ。ドクジャはごく普通の人物として描かれる。地下鉄で通勤し、同じ日々を繰り返す人間。そこで「普通とは何か?」という問いから始まったが、その問い自体が矛盾していた。
私たちは皆、普通の人だからだ。背が高いから普通じゃないわけではないし、顔立ちがはっきりしている人もいればそうでない人もいる。ドクジャがどんな人生を歩み、どんな過去を持ち、なぜその行動を取るのかについて多く語り合った。

ドクジャのストーリーがあまり多くない分、悩みもあったのでは。

上映時間が短く、その点は惜しい。だからこそ序盤でキャラクターを掴むことが重要だった。
小さな行動からドクジャがどんな人物なのかが分かるようにした。自分の意思で動く人ではなく、世の中に振り回される人だと示すため、会社のドアノブを握ってためらったり、地下鉄でカバンを前に抱えたりする描写を入れた。そうすることで、「非現実的な世界で平凡な人がここまでできるのか?」という疑問を提示できると思った。

そんな平凡なドクジャがなぜ人類を救うまでに至ったのか。小説の世界で初めて、自分の望むように人生を動かしたくなったのだと思う。その信念は命よりも大事だったのだ。ずっと人に使われ、流されるままに生きてきた人が、自分の意志で動きたいという欲望を抱き、そこから解放感を得たのだろう。

ファンタジー作品なので撮影も簡単ではなかっただろう。

撮影の9割はブルースクリーンの前での演技だった。存在しないものを想像して演じなければならなかった。役者がいくら演技を上手くしても、CGが完璧でも、呼吸が合わなければ仕上がりは不自然になる。現場で細かくシーン構成を研究し、その過程で少し楽に撮影できるようになった。例えばドクジャが巨大魚の腹の中に落ちたシーンでは、胃液の中で足が沈む感覚など、質感を事前に計算した。

前作でアクションが話題になったが、今回はどう準備したのか。

アクションへの期待感はなかった。ドクジャはアクション的にカッコいい人物ではないし、そうあってはいけないと思った。英雄的にならないよう、常に自分を客観視した。ドクジャは誰にでもなり得る普通の人物だ

すでに続編の話も出ている。どう予想するか。

前半のドクジャは未熟だが、筋力や体力、敏捷性に投資しながら強くなり、後半に向かうにつれて軸が定まっていく。続編が出るなら、もっとはっきりして鋭い姿を見せられるのではと期待している。1作目はこの世界に適応する時期で、哲学もまだ定まっていなかったから、続編ではもっとカッコよくなるといいな(笑)

アイドル練習生から俳優へ

『K-POP デーモンハンターズ』世界的人気を実感

アン・ヒョソプは、現在世界で話題沸騰中の『K-POP デーモンハンターズ』(以下『ケデホン』)で、アイドルグループ・サジャボーイズのジヌ役を声優として演じ、世界的な人気を得ている。ここに至るまでの過去の経験が大きな助けになった。7歳ごろにカナダへ移住し、学生時代を過ごした後、歌手を目指して帰国し、JYPでアイドル練習生として活動、その後俳優へ転向した。

『ケデホン』の人気を実感しているか。試写会で披露したソーダポップ・リアクションが話題になった。「まさか自分がソーダポップをするとは(笑)」。

戸惑うが、何より反応が面白い。「これ何?」と思うこともあるが、ネットのコメントは本当に面白くて興味深い。中でも「『ケデホン』はタイトルが最大の参入障壁」というコメントには大笑いした。

『社内お見合い』のOSTが流れる場面まで、とにかく面白い要素が多い作品だ。OSTは台本にはなかったが、あのドラマのシーンが丸ごと出るとは思わず、大笑いした。とても賢い演出だと思った。台本を読み始めた瞬間に面白く、ジヌというキャラクターも魅力的だったし、英語ができるので昔から英語での演技にも興味があった。良い機会だと思い、気軽な気持ちで参加した。

『ケデホン』の世界的ヒットで、『全読視』の海外反応への期待も高まったのでは。

『全読視』のメッセージは、最終的に国を超えた人類愛だ。

「人間は救いようのない生き物だ。自分たちで生き延びるしかない」というメッセージと、「それでも私たちは共に進まなければならない」というメッセージがぶつかり、導き出した答えは「共に生きなければならない。あなたがいなければ私たちは存在しない」だ。世界中の人が共感できるのではないか。

Todo
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舞台挨拶の最後の日の言葉でも言ってたけど、結局この映画でヒョソプが伝えたかったことってこのことなんだろうね

俳優に転向して10年。自分にかけたい言葉は? 

僕は黙々と自分の道を歩んできた。一度も全力を尽くさなかったことはない。そうしたくなくても、性格的に手を抜くことができない。結果を考えて臨むことも、結果に執着することもない。

そんな過去を振り返ると、自分に「よく頑張った」と言ってあげたい。好きなことができることに感謝しながら演技をしている。運が良かった自分が、しっかり耐えてやりたいことをできていると思う。

「全知的な読者の視点から」で自分の人生を振り返るとどうか

すべての選択が今の自分を作った。良い選択、悪い選択というものはなく、経験が積み重なるだけ。すべての経験が自分に大切に適用されている。最初の転機は練習生から俳優になると決めたこと

もう一つの大きなポイントは、ハン・ソッキュ先輩に出会ったこと。『浪漫ドクター キム・サブ2』を撮影中、「演技は面白いだろ? でも上手くやるともっと面白い」と言われ、その「上手くやる」ということが気になって仕方なかった。そこから演技への情熱が大きくなり、次の作品に出会う中で視野が広がった。

そしてもう一つのターニングポイントは『全読視』。映画という仕事がどう成り立つのかを初めて経験し、すっかり魅了され、もっと好きになった。

Todo
Todo

ヒョソプの歴史のターニングポイントに寄り添えていたのは感動TT

「浪漫とは選択」論の流れ的に納得できる位置付けだな…

映画もいいんだけど、個人的には映画なら今回みたく丁寧に作られる映画がいいな

まとめ

2025年のヒョソプは頑張ったwwww(だれ)

「全知的な読者の視点から」の原作ファンの間で「イケメンすぎる!」とい割れてるのは知ってたけど、外見論争まで巻き起こしてたなんてびっくりww
去年のファンミで話していたのは”普通の人”、”平凡な役”という言葉だけだったけど、徐々にそれが解禁されていって、髪や服、肌のトーンまで考えて演技をしていたなんてプロフェッショナルすぎ…TT

でもって「1作目は適応期。続編ではもっと鋭いドクジャを見せたい」ってS2の意気込みまで語ってくれてるとはわたし的には期待大🔥

デビュー10周年の節目に、「一度も手を抜いたことはない」と語るヒョソプ🫠

韓国では思ったほどの収益出なかったけど、海外で元を取ればいいわけだから早く日本でも上映してね!

来週またソウルで見ようか😊??

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