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インタビュー|「MEN Noblesse(メンノブレス)」バランスと節制が交差するアン・ヒョソプの今

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雑誌販売、グラビア放出、そしてインタビュー!

完璧に流れすぎてとっても素晴らしいんだけど、イベント続きでの公開は気付くのがおそくなってしあう😂

インタビュー大好きだから、今回も端折りながらになるかもだけど翻訳して載せていくね❤️

(翻訳アプリだけどwwwww)

インタビュー

挑戦し続ける環境の中で、自分が耐えられるだけのエネルギーを使うこと。
つらすぎず、楽すぎない、その中間でバランスを取ること。

https://mennoblesse.com/

『K-POP デーモン・ハンターズ』について

『K-POP デーモン・ハンターズ』の人気がまったく冷めませんね。

そうなんですよ。作品が終わってからかなり時間が経ったのに、まだ反応が続いているのが不思議です(笑)。
確かに以前に比べて、若いファンがたくさん増えた気がします。最近は僕の名前より“ジヌ”って呼んでくれる人の方が多いんですよ。

『CBS News 24/7』出演について

最近『CBS News 24/7』でライブインタビューもしていましたね。

実はちょっと気恥ずかしいです。声優として参加しただけで、監督や制作スタッフの力が大きいので、「自分の作品です」と言うのは少し照れますね。

ボイスアクティングは難しかったですか?

ボイスアクティングはまた別の種類の演技だと思いますが、難しいところはありましたか?

最初は正直、戸惑いました。ラフなスケッチのような映像しか見ていなかったので、感情の流れをつかむのが難しかったんです。
でも監督が細かくディテールを指導してくださって、だんだん感覚をつかめました。
通常の演技とは違う部分もありましたが、最終的には同じところに戻ってくるんですよね。
普段と同じように台本を見ながら、ジヌという人物の生き方に集中しました。

いまの性格は俳優になってから?

過去のインタビューを読み返していて思ったのですが、ヒョソプさんは年齢に比べてとても深くて真面目な印象があります。アドラー心理学に共感したり、哲学書を読んだりと、常に思索と内省を続けているように感じました。そうした性格は俳優になってから身についたものですか?

子どものころから、いろんなことに疑問を持つタイプでしたね。
ぼんやり覚えているのは、「なぜ指は10本なんだろう?」みたいに、当たり前だと思うことにいつも“なぜ?”を感じていました。

ご両親は大変だったのでは?(笑)

聞いたことはないですけど、そうかもしれません(笑)。でも、家族全員が質問が多いタイプでした。

疑問を持ったら必ず答えを探すタイプですか?

そうですね。たとえば、昔は「なんで自分だけこんなにしんどいんだろう?」と思っていた時期がありました。
でも、その感情を放っておいたり他のことで紛らわすより、本を読んだり、自分で考えながら理由を探す方なんです。
そのうえで、じゃあどうすればいいのかを考える。正解はないけれど、僕なりの原則がひとつあります。
“変えられないことは変えようとしない。自分にできることをしよう。”

具体的に言うと?

たとえば、もう起きてしまったことですね。
誰かに余計な一言を言ってしまったら、自分を責めるより「相手はどんな気持ちだっただろう?」「どうすれば気持ちを和らげられるかな」と考えます。
仕事でも同じです。今日はヘアスタイルが完璧なのに、風が強くて崩れる。
でも風をコントロールすることはできませんよね。そんな時はスプレーを多めに使うとか、現実的な方法を考えるんです。
そうすると気持ちがずっと楽になります。

最近よく考える“なぜ”はありますか?

うーん、今は特にないですね。少なくとも30歳の僕に必要な答えは見つけた気がします

それはどんな答えですか?

“苦しさも必要だ”ということです。挑戦し続ける環境の中で、自分が耐えられるだけのエネルギーを使うこと。
つらすぎず、楽すぎない、その中間でバランスを取るんです。

それが一番難しいですよね。バランスを保つコツは?

“バランスを保つコツは、自覚すること”です。今、自分が過剰な刺激を求めていないかを意識すること。
過ぎることと足りないこと、その“程度”を分かれば調整できます。
仕事も人間関係も同じです。熱中したら、少し距離を置く時間も必要。
そうすることで、仕事も人も幸せも長く続く気がします。

今の考えになったきっかけは?

最近『ドーパミネーション』という本を読んだんです。その後、ショーペンハウアーの哲学書も読みました。
200年前の時代の人ですが、結局言いたいことは同じなんです。
“苦痛と幸福はつながっていて、切り離せない。”
まだ読み終えていませんが、ニーチェの『超人(Übermensch/ユーバーメンシュ)』も似た考えでした。
苦難の中で限界を超えようとする人の話ですよね。
その境地に達するのはほぼ不可能かもしれませんが、その方向に進もうとすること自体が大切だと思います。

ブルガリの時計について

BVLGARI

まさに今日のブルガリの時計の撮影テーマと重なりますね。
不可能でも前へ進もうとする姿勢、絶えず問いを立て、限界を超えようとする努力、そして時を超えた価値を見抜く目線。まさにブルガリの美学と重なります。

そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございます。

ところで、時計の好みも気になります。今日の撮影で気になった時計はありますか?

あります。「グレーのオクト フィニッシモ ウォッチ」です。すごく薄くて洗練されていました。
僕は派手なデザインよりも、自然に馴染む時計が好きなので気に入りました。

BVLGARI

デザインかわいいけど値段はめちゃ可愛くない←

BVLGARI

本を読んで考える時間は演技にも影響しますか?

考えたことはありませんが、確かにそうかもしれません。
結局、演技も“人物を探究すること”ですから。

演じたキャラクターから学ぶこともありますか?

“学ぶ”というより、キャラクターに自分を重ねることで発見があります。
『浪漫ドクター キム・サブ2』のウジンは、人を救うために自分を犠牲にします。
そんな彼を演じながら“自分にもこんな心があるのかな”と自問しました。
もし彼に出会っていなければ、そんなことを考えなかったかもしれません。

逆に『社内お見合い』のカン・テムのように荒い言葉や態度をとるときは抵抗がありました。
そのとき“自分はこういう言動に違和感を覚える人間なんだ”と気づいたんです。
つまり、演技は自分自身を知るための媒介のようなものですね。

なってみたい人物像はありますか?

突然ですが、“超人”という言葉が出たので聞きたくなりました。なってみたい人物像はありますか?

最近はないですが、子どものころはアニメを見てファンタジーの世界に入りたいと思ってました。
ハリー・ポッターのように疲れ知らずの強いヒーローに(笑)。

これ思い出したw

俳優として演じてみたい役柄は?

年を重ねたら、『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスのような人物を演じてみたいです。
静かなのに圧倒的な存在感。
テレビ越しでも感じるあの震えるような感覚が強烈で、いつかそんな演技をしてみたいと思いました。

どんな気持ちで10年を乗り越えた?

高校時代はカナダから韓国に来て、演技専攻でもなかったそうですね。未知の環境で、やったことのないことを続けるのは大変だったと思いますが、どんな気持ちで10年を乗り越えたのでしょう?

最初は本当に大変でした。現場に行く前から怖かったです。
でも我慢して少しずつやっているうちに、楽しくなってきました。
ゲームもそうじゃないですか?最初は下手だと面白くないけど、慣れてくるとどんどん面白くなる。
演技も同じでした。やればやるほど見えてくるものがあって、それが力になりました。

幅広く挑戦していますね?

挑戦してきた軌跡はフィルモグラフィーにもはっきり表れています。一年も休まず、時代劇からファンタジーまで幅広く挑戦していますね。

作品に入ると毎回「なんでこんなに大変なものを選んだんだろう」と思うんです(笑)。
でも、やっぱりそういう脚本に惹かれてしまうんですよ。
新しい自分を見せられて、学べる作品に。

好きなこと(演技)を仕事にすると大変ですか?

練習生から俳優に転向したと聞きました。「好きなことを仕事にすると大変だ」と話していましたが、演技は違いますか?

演技は毎回新しいので好きです。状況も人も毎回違う。
それに、仕事というより“楽しみ”のほうが大きいです。

仕事を楽しめるのは素晴らしいことですね。

でも、仕事のように感じる瞬間もあります(笑)。

演技の楽しさを最も感じるのはいつですか?

リハーサルの時です。頭の中で描いたイメージが一つのシーンとして形になる瞬間が一番ワクワクします。
想像と現場の動きが違っていても、新しい解釈が生まれる時もあります。そうやって話し合いながら作品を作り上げていく過程が、本当に楽しくて尊いです。

バイオリンや陸上に未練は?

学生時代はバイオリンを学び、陸上選手としても活躍していたとか。未練はありませんか?

バイオリンは6〜7年習っていて、オーケストラでも演奏していました。
クラシック音楽は“言葉のない言葉”だと思っています。
今思えば、子どもの頃に言葉で表現できなかった感情を、バイオリンで解放していたのかもしれません。演奏後には、スッと心が軽くなる感覚がありました。
運動も同じです。未練はないですね。

どんな俳優になりたいですか?

正直、想像したことがありません。これからもしないと思います。
与えられた作品を一生懸命、楽しみながらやっていれば、自然とどこかへ辿り着くと思うんです。
だから今に集中しています。
今の僕は、演技を通してパズルを組み立てている感覚です。
どんな絵になるのかは分からないけれど。
でも“人間 アン・ヒョソプ”がこれからどう歳を重ねていくのかは気になりますね。

なぜ「人間アン・ヒョソプ」の未来が気になるのですか?

毎日が面白いからです。10代と20代は違ったし、20代と30代もまた違う。
まるで脱皮を繰り返しているような感覚です。
だから、これからどんな人になっているのか気になるんです。
そして、俳優である前に一人の人間です。
その人生が健やかであってこそ、いい俳優になれると思っています。

どんな人になりたいですか?

“器の大きな人”になりたいです。
自分の感情を上手くコントロールできて、他人の感情も思いやることができる人。
そして、幸福の意味を理解している人になりたいです。


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